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【目的別】マンション防音工事の注意点!ニーズが急増するマンションの防音工事!

マンションの防音工事 集合住宅 コロナ渦

ピアノ室、ドラム室、ダンススタジオ、ライブハウスなど、様々な用途の防音室設計・施工を手掛けるリズムスターです。

他社で困難と言われた防音室施工のご相談も多いのが特徴です。

お客様のご予算と目的に応じて、必要な防音対策と防音レベルを、データに基づいて導き出します。
 
さて、2021年の夏を迎えてもいまだ公でのイベントは自粛傾向。

休日も、多くの時間をご自宅で過ごされている方は少なくないでしょう。

生活環境の変化は、「防音」のニーズにも影響しています。
 
自宅で楽器の練習・演奏をしたい、オーディオを楽しみたいというお客様ばかりではなく、家で過ごす時間が増えたことによって、コロナ前と変わらない生活音でも以前より「気になってしまう」という方が急増しているようです。
 
リズムスターは職業柄、集合住宅の設計や管理をする会社などと繋がりが深いのですが、私たちの元にも「集合住宅でのクレームが増加している」という声が入ってきています。
 
■簡易防音では楽器の演奏を楽しめなくなってしまった

■リモート会議中、自宅の生活音や子供の声が入らないようにしたい

■ペットの鳴き声が近所に聞こえないようにしたい
 
など、生活音に関するお悩みの声も、マンションにお住まいなられている方を中心に増えてきました。
 
住宅が隣接している集合住宅では、音や振動が近隣トラブルの原因となることもあります。

伴って防音室の設置、防音工事を検討される方も増えてきているのですが、マンションにはマンション”ならでは”の注意ポイントが存在します。
 
本日はマンション住まいの方々に向けて、マンションの防音工事で抑えておくべきポイント、また目的別の防音工事のケースをご紹介していきましょう。
 
 

マンションの部屋、防音工事の基本的な考え方
「完全防音」か「簡易防音」かよりも、大切なのは目的に沿った遮音性能の向上

マンションの防音工事

本題に入る前に、大前提として防音工事に対する理解を深めていくところから始めましょう。
 
ネットでは「完全防音」「簡易防音」という言葉で防音を区分する、防音工事の情報も見受けられますが、正しい防音の考え方は、簡易か簡易ではないかという話ではなく、お客様それぞれの防音の目的が達成できるかできないかです。

どれだけ費用を掛けたところで、目的が達成されなければ意味がありません。

そして目的が違う以上、防音に対する手立ては一律ではなく、簡易防音、完全防音という表現はそもそも間違っています。
 
(余談ですが文字通りの意味で捉えるのならば、「完全防音」とはそう簡単に実現できません。その名の通り”完全”に音をシャットアウトするのであれば、地中深くに部屋を作り、コンクリートで周囲を固める必要があるでしょう。または80畳の空間に6畳の防音室をつくるなど、防音のためにかなりの空間を犠牲にすれば実現できる可能性はあります。)
 
 
さて、窓や壁の遮音性能を高めるだけでお客様の防音目的が達成されるケースもあります。

マンションでも可能です。

「お客様が想像していたよりもずっと手軽だった」という、防音工事事例をご紹介いたしましょう。
 
自室からオンライン会議などを行うお客様です。

飛行機の航路が変わったことで、自宅近くを飛行するようになってしまい、その飛行音がオンライン会議に入ってしまうことを非常に気にされていました。

マンションの防音工事オンライン会議

こちらの図面はマンションの部屋窓側の壁を、上から見た図となります。

緑の線で描かれている線が壁と窓サッシ、騒音の主な侵入口となっている開口部です。

 

このケースでは、大掛かりな防音工事はお勧めしませんでした。

飛行機の音を聞こえにくくするというお客様の目的は、「窓の遮音性能を高める」ことで達成できると判断したからです。

 

今回は、窓の内側に新たに壁を設け「二重サッシ」を設置する工事を提案させていただきました。

図面に赤く表示されている箇所が新たに取り付ける壁とサッシで、飛行機の騒音がほとんど気にならなくなる計画です。
 

はじめにこちらの例をお話した理由は、防音室を作らなくとも、お客様の防音目的が達成できることがあることをお伝えしたかったからです。
 
それでは、さらに、マンションの防音というテーマについて掘り下げていきましょう!
 

マンションの部屋で防音工事をする時の注意点

マンションの防音工事 注意点 目的

マンションで防音工事を検討する第一歩は、マンションごとに異なる楽器演奏などのルールを知ること、そして防音の目的を明確にし、遮断したい音の音源について細かく確認する、ここから始まります。
 
順を追ってひとつひとつ解説していきましょう。
 

マンションの部屋の防音工事確認ポイント【1】
管理規約、防音規約を確認

特定の楽器の演奏を禁止、演奏時間の指定など。

楽器に関しての規約はお住まいになられているマンションによって異なります。
 
マンションのリフォーム工事では管理組合の承認が必要なため、規約は施工前に必ず確認するものです。

 
ほとんどのマンションは、楽器の演奏を禁止しています。

マンションで演奏をしたい場合には、理事会に防音工事の申請をし、承認を取ってからの工事となり、近隣から苦情が来た場合には即刻演奏中止という条件がついてきます。

万が一しっかり遮音できていなければ近隣クレームが入りやすい集合住宅では、防音工事の施工をやりたがらない会社も多く、それだけ難しいということを知っておいていただきたいと思います。

 
近年、ヤマハの「アビテックス」に代表されるように、マンションに設置できるよう設計された組み立て式の防音室の開発により、マンションでも苦情を出すこと無くピアノを弾ける環境がつくれることが認知されてきています。

 
弊社でも部屋そのものを防音室にリフォームするだけでなく、組み立て式の防音室も制作しています。部屋間の距離が近いマンションであっても、組み立て式の防音室の導入によって、近隣に迷惑をかけずにピアノを弾くことが出来ます。
 

一方、打楽器、特にドラム。

マンションでのドラム防音室を手がけられる会社はさらに少なくなります。極端に少ないです。

ピアノや管楽器よりも音が大きいばかりでなく、「ペダル」を踏む衝撃音が床にダイレクトに伝わるドラム室の施工は、非常に難易度が高く、適切に施工できる防音工事会社は少ないのです。

 
また古いマンションであれば、管理規約に楽器演奏についての記載が明記されていないこともあります。

しかしそれは、楽器演奏が許可されていることとイコールではありません。

隣人、並びにマンションの管理人とトラブルを起こさないためにも、工事の前には必ず管理組合や管理人に申請をする必要があります。

 

マンションの部屋の防音工事確認ポイント【2】
防音の目的も再度確認

施工の前には、防音の目的を明確にしておくことが大切です。

ここでいう目的とは「防音の程度」も含みます。

 
マンションにお住まいのお客様は、特定の音に対し、隣家への音漏れを防ぐということを目的とされることが多いです。

しかし、気にするのは隣家だけでなく、住居内、家族間での騒音対策をしたいということもあります。

誰に対して気を使い防音をしたいのか、計画はそこを洗い出すことからです。
 
少し本題とズレますが、戸建てとは違う、マンションの騒音に関して注意すべき”音の伝わり方”についてもご説明させてください。
 
音は空気中のみならず壁や天井を経由して伝わるものですが、お部屋が隣家に併設された集合住宅では、この壁・天井を伝う振動にも着目しなければなりません。
 

弊社が施工させていただいたお客様で、一般居住用マンションのオーナーでアップライトピアノを演奏したいという方がいらっしゃいました。

メゾネットの4、5階のご自身の居住スペースで演奏していました。

しかし、発覚するまでオーナー様ご自身は気がついていなかったそうですが、実は一階の管理人室にもピアノの音が届いていたのです。
 
慌てた様子で「階下や他の部屋にピアノの音が届かないようにしたい」とご相談いただきました。
 
部屋の構造、マンションの造り、現在のピアノの配置場所、多角的な視点から原因を追求し、この事例では防音室を造らずに必要レベルの遮音が達成できると判断しました。
 
・4階に置いてあったピアノを5階に移動させ、空気層をつくる

・防振架台を設置する
 
お客様のご要望は「ピアノの振動を止める」ことで達成でき、40万円程度で実現できたのです。

防振架台はアップライトピアノの重量を測定し、共振周波数が10Hz前後になるように設計。

(10Hzとは人間の耳ではほとんど聞き取ることが出来ない音です)

 
それにより、ご要望を叶えつつ、工事費用も大きくコストダウンできたのです。

何度も言いますが、防音室の施工が弊社の目的ではなく、私たちが目指すのは「問題解決」です。

 

マンションの部屋の防音工事確認ポイント【3】
音源

マンションでは「楽器の演奏」の他、「足音」「ペットの鳴き声」なども騒音トラブルの原因になり得ます。

ポイントはいずれも全て、音の特徴が違うことです。

それぞれの音のエネルギー、特徴を見極め、適切な施工を選択しなければなりません。

例えば高い音が特徴的なピッコロという楽器。

音自体のエネルギー量も小さく、部屋の機密性を高めるだけで防音が実現できる可能性があります。

またサックスやトランペットなどの管楽器は、手で楽器自体を抱えているため、振動による音漏れ以上に空気中に伝わる音を止め切ることに重きを置きます。

厳密に言うと、サックスやトランペットの音も壁にぶつかった音が個体震動として床に伝わっていきます。

よって、簡易な防振施工をすることもありますが、防振施工をせずとも十分遮音できてしまうケースも多いです。

マンションの防音工事 ペット

次にペットの場合です。

ペットといっても一括にすることはできません。

たとえば犬の鳴き声は、犬種によって音の周波数(Hz:ヘルツ)と音圧(dB:デシベル)が全く違います。

ピークとなる最も大きい音の高さが違うということです。

音量にも”ムラ”があり、犬種ごとに違うその大きな声のピークをどの程度シャットアウトすれば隣の住人に聞こえないようになるのか、移動範囲はどこまでにするのかを考えます。

尚、リズムスターでは様々な犬の鳴き声の周波数(Hz:ヘルツ)と音圧(dB:デシベル)を一覧データにして保有しており、適切な防音工事のためには本来、ここまで細かく音源の特性を調査しなければならないことをぜひ知っておいていただけますと幸いです。

 

目的別・要因別マンションに対する防音工事

マンションの防音工事 ドラム 楽器音 隣人

目的別マンション防音工事【1】
近隣を気にせず部屋で楽器の演奏をしたい

マンションの防音工事では「間取りの変更」「音を出す部屋(楽器演奏部屋)の変更」から考えていきます。

音が発生する場所を変える一工夫で、低予算でも近隣への音漏れは大幅に減らすことができます。

マンションで騒音トラブルが起きやすい時間帯は深夜です。

「隣接した部屋で発生した音が睡眠の邪魔をする」などの苦情内容が目立ちます。

楽器を演奏するお部屋を、隣家の寝室から遠ざける工夫などがひとつの騒音対策になります。

では演奏部屋をどこに配置するかという点は、例えば角部屋ならば住居が隣接していない部屋。

または隣家のお風呂場が接している部屋も候補です。

使用する時間が比較的短く、水流音が演奏音を遮る効果も期待できるお風呂場は、多少の音が漏れていたとしても問題にはなりにくいです。

防音は「防ぐ」だけでなく、生活音に「紛れ込ませる」ことも一つの手法になり得ます。
 
部屋の配置を考えた後は、演奏する楽器の種類・形状、音圧、周波数、楽器の使用時間帯などを確認していきます。

先述の通り、楽器によって防音工事のやり方が違います。

リズムスターでは様々な楽器の周波数と音の大きさを測定したデータベースを保有しており、周囲環境と合わせて総合的に必要な防音性能をシミュレーションし、ご提案しています。

非常に緻密な計算に基づき工事を行うため、これまで失敗した防音施工は無いと断言します。

苦情やトラブルになったことはありません。

そのため、ご満足いただいたお客さまから、お知り合いをご紹介いただくことが多いのです。

音を紛れ込ませるとは?暗騒音と防音性能の関連

少し細かくなってしまいますが、「暗騒音」と防音性能の関連性にも言及していきましょう。

そもそも、暗騒音は発生源以外の音を指します。

例えば、部屋のピアノが音の発生源だとすると、演奏が停止している間に聞こえてくる室内のテレビの音、換気扇の音、家電の稼働音、窓から聞こえる交通音などが暗騒音となります。

この暗騒音は、一般的に夕方から夜の20:00にかけて大きくなり、深夜帯になるに連れ小さくなっていきます。

マンションの防音工事 暗騒音 防音性能の関連性

この暗騒音に楽器の音を”紛れ込ませる”ということはどういうことなのか。

以前、高級マンションにお住まいの方から「隣戸にグランドピアノの音を漏らしたくない」というご相談をいただいたことがあります。

その時の事例にてご説明していきましょう。

下記シミュレーショングラフをご覧ください。

こちらは、弊社が防音性能を説明する際に提供しているものになります。

縦は音圧(dB:デシベル)を指し、横は周波数(Hz:ヘルツ)を指しています。

それぞれの数値が大きければ大きいほど、d Bでは音が大きくなり、Hzでは高音であることを示しています。

凡例に描かれる「Dr値」とは見慣れない言葉かもしれませんが、ここでは遮音性能の高さを数値で表した単位と捉えて下さい。

マンションの防音工事 遮音性能の高さ Dr値

グラフ上部、山なりになっている赤い線はグランドピアノの原来の周波数ごとの音の大きさを表します。

そして、夜20〜21時ごろの一般的な室内暗騒音が灰色の折れ線。

黒色の折れ線は共用廊下の暗騒音を表しております。

青の折れ線は隣戸に対し遮音性能がDr値65の遮音工事をし、ピアノを弾いた場合に隣戸に聞こえる音。

水色の折れ線は窓にDr値45の遮音工事をし、ピアノを演奏した場合に窓から漏れる音を表します。

お客様の目的は「隣近所に迷惑をかけない」ことです。

この提案では、音漏れの大きさが、お客さまが演奏をするという21:00頃の暗騒音よりも小さくなるように設計されています。

ただし、音圧の大きい200〜400ヘルツの音域では、約10dB程度、暗騒音よりも音漏れが大きくなります。

しかし隣戸に対してではなく、音が漏れるのは廊下側。

実際には、廊下で窓の目の前に立ち、耳を凝らせばわずかに聞こえる、という程度です。

通常、廊下は通過するだけで、窓の前に人が立つことはありません。

深夜に演奏をしないのであれば、この設計で十分に心行くまま演奏できる内容です。

高額な施工ではなく、影響が大きい隣戸への遮音性能はDr65と高めに設定しつつ、共用廊下の窓の遮音性能はDr45と抑え、お客さまのご予算に合ったご提案をいたしました。

(マンションの位置を表した図)

マンションの防音工事 共用廊下 Dr値

目的別マンションの部屋の防音工事【2】
ペットの鳴き声を隣に聞こえないようにしたい

マンションの防音工事 ペット 鳴き声

楽器と違ってペットは場所を制限しない限り家の中を動き回ります。

そのため、限定的な箇所ではなく、隣と接している部屋全体に防音補強を施すか、またはペットの行動範囲を限定するかを検討します。しかし、飼い主の気持ちとしてはペットを自由にさせてあげたいでしょう。

ペットが過ごす空間は、壁や天井はもちろん、リビングであれば換気扇などにも補強を行う必要が出てきます。

ペットが犬であった場合、犬の鳴き声は人間の声と違い、音域の幅が狭いことが特徴です。

中型犬のシェパードなどは、ドラムセットに匹敵するほど大きな声で鳴きますが、実は、小型犬のコーギーでも同じ位の音量で鳴くことがあります。しかし周波数が限定的なので、特定の周波数を遮音すればいいのです。

そのピークに達した時の大きな鳴き声を、近隣に漏れないように遮断すること、ここが重要なのです。

 

目的別マンションの部屋の防音工事【3】
子供の足音を止めたい

マンションの防音工事 足音 子ども

子供の足音と振動は、多くの騒音トラブルの原因になっています。

しかし、子供の足音に対して防音措置を取ろうとする場合、床全体の防振が必要になってしまいます。

キッチンや壁、トイレなども全て外して防振床を設置する施工には(規模にもよるものの)非現実的な多額の費用がかかります。

そのため、子供の足音でのご相談に対しては、まず菓子折りを持って、階下にお住まいの住民の方との人間関係の構築をご提案します。

拍子抜けする話かもしれませんが、騒音によるトラブルを回避する方法は決して防音工事だけではありません。

ここ最近では騒音が原因で事件にまで発展したというニュースも出てきています。

集合住宅ほど、近隣住民に対して「できるだけ音がしないように注意しています」というアピールと、人間関係を築いておくことが重要です。

それでもどうしてもなんとか足音を遮断したいというご相談の場合は、防振をご提案しますが、スケルトンにしてからの工事となりますので非現実的です。

そのため引越しをご提案させていただきます。

マンションの1階に引越す、または戸建てに引越すことで、足音の問題は解消され、他人に迷惑を掛けずに済みます。

そして何より防音工事をするよりも安い!

家具全部を出して、キッチンも外しスケルトンにしてからの工事は解体費もかかり、非常にコストが掛かってしまうのです。(数千万円になることも考えられます)

リズムスターでは、鉄筋コンクリート造の建物の空中階でのダンススタジオ設計・施工、同じく空中階に日本舞踊のステージを設計した実績もございます。

工事のご提案はできたとしても、最もお客様に沿ったご提案を考えるのならば話は別です。

レベルの高い防音工事ができるということと、お客さまの事を考えるということは必ずしも一致しません。

私たちが一番重視していることはお客様にご満足いただくことです。

目的別マンションの部屋の防音工事【4】
リモート会議に集中できる環境が欲しい

マンションの防音工事 テレワーク リモート 生活音

リモートワークが増えてから「気兼ねなくオンライン会議に集中したい」といったお問い合わせも増えてきました。

会議を邪魔しないためオンライン会議中は静かにする、小さい音でテレビを見なければならないなど、家族間での窮屈なルールを取り払いたいご相談も多いです。

これまでご紹介してきた防音対策とは異なり、中からの音漏れを防ぐのではなく、外からの音を部屋に入れない対策です。

部屋に1人閉じこもってリモート会議に参加するという方もいますが、生活音は部屋の壁、天井、ドアの隙間から侵入してきます。

子供の騒ぐ声や足音、ドアの開け閉めなど。

生活音は壁を貫通して侵入してくるのです。

外からの音を減らす対策では、壁から貫通してくる音を減らすために壁を補強したり、ドアの隙間がない防音仕様のドアに変更するという提案をしています。更に遮音性能を高めたい場合には、床下や天井からの音を遮断しますが、極力最小限のご提案をしています。

外からの音の侵入を防ぎたい場合は、音の進入口をしっかり把握して、そもそもの入ってくる音量を減らすことが大切になります。

まずマンションでは、部屋に隣接する廊下への遮音補強などを考えます。(間取りによって異なる)

部屋のドアも防音ドアに変更する、窓に対してサッシを防音用のモノに取り替えるなど。

弊社は国内規格に沿い騒音をきちんと計測、お客様がそのとき取り得る最善策をご提案させていただきます。

防音室の種類も様々
マンションの防音工事の種類

マンションの防音工事 防音室の種類 コスト

冒頭でもお話しましたが、最近では、組み立て式タイプの防音室も活用され始めています。

組み立て式防音室とは、簡単には部屋の中に新たに電話ボックスのように防音部屋を入れてしまうイメージです。

 

  • テレワークで個室が新たに必要になった
  • 早く楽器を演奏できる環境を整えたい
  • リビングや寝室と、演奏する部屋を別に作りたい

 

といった方に好評を集めています。

組み立て式の良いところ悪いところ、それは一般的に「規格が定まっていること」にあります。

規格が定まっていることの利点は、仕上がりや機能に予め予測が付けやすく、組み立て自体が数日で終わることです。

一方で、事前加工でパネルを作成するため、少々コストが高くなることがあります。同じ性能、同じサイズの防音室を現地で調達・施工する方が安く仕上がる可能性があります。

リズムスターでは組み立て式と同様の防音室を、細かなオーダーに対応し、オーダーメイドで制作が可能です。

防音ドアなどを中古品で用いるなど、コストダウンもご相談に応じます。(在庫があれば)

施工前に比べて部屋が狭く感じる方もいらっしゃいますので、お問い合わせいただきましたら詳しくお話させていただきます。

 

マンションの部屋の防音工事依頼は防音工事専門家へ

防音工事といっても、目的や音源によって施工すべきポイントは変わり、工法もさまざまであることがお分かりいただけたはずです。

 
これまでご紹介したように、優良な防音工事とは、深い専門的知識を持たずしてできません。

まず正しい防音の測定ができるか、そして楽器だけではなく様々な音について熟知しているか。

 
リズムスターでは楽器から犬の鳴き声、声楽まで含めた膨大なデータベースをもとに、お客様の目的に合わせた最適な防音工事をご提案しています。

さらに、ご提案する施工内容の根拠を、シミュレーションと共に明確にお客様へご説明しております。

 
もちろんマンションだけではございません。木造住宅や戸建て住宅にも数多くの実績を持っております。

・今の部屋にどのような防音工事をすべきかわからない

・高い費用を払って防音工事を失敗したくない

という方はぜひ、防音工事専門家のリズムスターへお気軽にお問い合わせください。

 
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