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【トランペット用 防音室】音の特徴と施工費用について

マンションやアパート、戸建て住宅、店舗、スタジオ、ライブハウスなどの防音室設計・施工を手掛けているリズム・スターです。

リズムスターに寄せられる相談で、特に最近多いのはトランペットの防音室。
トランペットは金管楽器の中でも高音域を受け持ち、オーケストラや吹奏楽、ジャズバンドなどで重要な役割を果たす力強い楽器です。

時代は空前のトランペットブームなのか、それともたまたまなのか、とにかく今、リズムスターには数件の問い合わせがきています。それぞれどのような相談なのか、そしてトランペットの防音室とはどのようなものなのか、代表である田中が丁寧にお伝えします!

名門オーケストラに所属するプロのトランペット奏者からのご相談!

インタビュアー
トランペットの防音室の相談が最近は多いと聞きました。そもそもトランペットってどのような特徴を持った楽器なのですか?
田中
トランペットは大きさこそ小さいけれど、音のエネルギーが大きい楽器です。ドラム並みと言ってもいいでしょう。ただしドラムほど個体振動がないから、防音設計の考え方はドラムの防音室とは違ってきますね。
インタビュアー
ドラムと一緒とは驚きです! 具体的には、今どのような方からのご相談を受けているのですか?
田中
過去のお客様からの紹介で、プロのトランペット奏者の方からご相談をいただきました。

オーケストラに所属していて、普段は公民館などを借りて練習しているそうなのですが、場所によってはトランペットの音の大きさから「トランペットだけはご遠慮ください」と言われてしまうこともあったそうです。
そこで、自宅にトランペットの防音室をつくろう!と検討をはじめたそうです。

インタビュアー
トランペットはNGなんて事があるということは、よほど大きな音なんですね。そうなると、防音室の遮音性能を高くしないといけないので、ご予算もそれなりに高くなるのではないでしょうか?
田中
確かにトランペットの防音室は、様々な楽器用防音室の中でも、必要な遮音性能は高くなりますね。

予算としては、他の楽器との比較で言うと、ピアノとドラムの間くらいかな。
ドラムが最高クラスとして、そこまでは必要ないけれど、ピアノよりは施工費がかかりますね。

なぜトランペットは音が大きいの?楽器の形状?演奏方法?

インタビュアー
音の大きさは楽器の形状にも関係していますか?管楽器の中でも、特にトランペットが音が大きいのですか?
田中
管楽器は大きく金管楽器と木管楽器に分かれるのですが、唇を直接楽器に当てて唇の振動で音を出すのが金管楽器、リードと言って木(葦の一種)でできた薄い筒状のヘラのようなものを介して音を出す楽器を木管楽器になります。

楽器が木でできているか金属でできているかどうかではないんですよね。

インタビュアー
知りませんでした!面白いですね!
田中
そして、トランペットは金管楽器の代表であり一般的に金管楽器の方が大きな音が出せます。具体的にはトランペットやホルン、トロンボーンなどが金管楽器、サックスやクラリネット、オーボエなどが木管楽器になります。

なんとなくわかりますよね。金管楽器の方が音が力強いでしょ?

インタビュアー
なるほど!よくわかりました。
田中
そういったわけで、ご相談をいただいたときには「これはしっかり調査が必要だ!」と思いました。

トランペットの特性としては、音域が高いと音も大きくなる、低い音域のときはそこまでではありませんが。どうやら500Hz以下だと急激に音が小さくなることがわかりました。なので、高音域の時の音、つまり音がMAX出ている時の音をいかに遮音するかを考えていきました。

インタビュアー
余談ですが、そのように場所によっては演奏NGと言われてしまう楽器だと、皆さんどこで練習するのでしょうか?
田中
これは音楽家あるあるなのですが、カラオケボックスに行ったり、貸してくれるスタジオを借りたりして凌いでいるみたいです。

人によっては車で遠くまで行って、人気のないところで練習することもあるそうです。ドラマや映画で、河原でトランペットを演奏している情景ってありますよね。あんな風に練習できるところを常に探してるみたいです。

最近は河川敷でも苦情が来る時代になってしまっているようです。

インタビュアー
その点、トランペットは持ち運べてコンパクトだからそれが可能なのですね。
田中
そうなんです。楽器が小さいから気軽に持ち運べるのは強みですよね。

ただ、毎回どこかへ行って練習するわけにもいかない。何しろプロのオーケストラ奏者の方にとって毎日の練習は欠かせないですし、時には楽譜が公演の前日にくることもあるそうなのです。
そうなると、やはり自宅に防音室が必要なのです。夜遅く、夜中まで練習をして当日に望むことになりますから。
実際にプロのオーケストラ奏者は多くの方が自宅に防音室を持っていますね。

組立て式防音室を撤去して、新たに部屋全体を防音室へ!

インタビュアー
ちなみに、もう1人の方はどのようなご相談だったのですか?
田中
そのお客さまもトランペットを演奏される方で、リズムスターのホームページを見つけてくださったようで、WEBからのお問い合わせでした。

今までは、ご自宅の一室に「組み立て式の防音室」を設置していて、その中で演奏をされていたそうです。

その「組み立て式防音室」は大きさが畳半畳分ほどの空間なのですが、もっと広い空間で演奏したいということで、「組み立て式防音室」を撤去して、一部屋丸ごと防音室にしようというご希望がありました。

ここでちょっと音の大きさの話をすると、トランペットは100〜110dBくらいと言われています(ちなみにピアノは95dB程度)。

この音が、これまではその「組み立て式防音室」の遮音性能のおかげで、部屋の外、室外に漏れる音が半分程度に抑えられていました。部屋から出ている音の大きさは50dB前後ということになりますね。

人の話し声が70dBと言われているので、その「組み立て式防音室」の中で演奏する分には、遮音的には全く問題なかったわけです。

それを撤去して室内でそのまま演奏するとなると、MAXで110dB程の音に対して防音設計をしていくことになります。

部屋の広さは4畳半ほど、木造の戸建てになるのですが、「組み立て式防音室」は窓とは反対側の部屋の隅に設置されていました。そのため「組み立て式防音室」から漏れた音が窓に到達するまでにも多少の距離がありました。

しかし撤去した場合、部屋のどこで音が出るかはわからないわけですから、窓の方で演奏する可能性があると考えれば…がっちり防音対策が必要になります。

インタビュアー
演奏する空間は広がりますが、また最初から遮音を考え直すということですね。
田中
そうなんです。ちなみに、その「組み立て式防音室」の遮音性能はDr40くらいあるので、これ以上の遮音性能を部屋全体に施さないといけない。なかなかの工事になってしまうのです。

壁と床、それから窓、遮音性能を高めると、それだけどうしても費用に反映されてしまいます。

実際に防音工事をするかはご検討されているところかもしれませんが、まずはご自身がより快適な練習環境を求めて、リサーチされて、おおよその費用も把握いただけたので、それは良かったなと思います。それ以降はお客さまが決めることですからね!

木造戸建とマンション、防音室をつくる際の費用や特徴とは?

インタビュアー
ところで、防音室をつくる際に戸建の場合と、マンションの場合とあると思うのですが、それぞれの特徴や費用の違いなどを簡単に教えてください。
田中
トランペットの話をして「防音室って、何やら大変そうだな」って思ったかもしれないので、少し明るい話をしましょう(笑)。

戸建ての良さは、工事の自由度が高いところと隣家との距離があるところ!この2つですね。

まず、自由度について。
防音室をつくるということは、言ってしまえば部屋の中に部屋をつくるようなものなので、どうしても狭くなってしまいます。

特にマンションなどでは振動対策として防振床を施工するので、床の高さが上がり、多少天井が低くなってしまいます。しかし、戸建ての場合は、もともとの床を下げてから施工することもできるので、天井高を確保することができます。

そして、隣家との距離があることもメリットです。

マンションの場合は隣家と壁一枚で繋がっていますが、戸建ての場合は建物として独立している。だから、多少の音漏れがあった場合にも、周囲のストレスになりにくいものです。例えばご自宅をピアノ教室にしている家の前を通ると、ピアノの音がしたりしますよね?

インタビュアー
住宅街のピアノ教室!確かに音が聴こえます。長年その場所に居着いている音楽教室であれば、近隣の方にも「日常」として受け入れられていそうですね。
では、マンションはどうでしょう?
田中
マンションの良さは、元々の構造がRCなので、すでにある程度の遮音性能がある、ということが特徴です。

楽器にもよりますが、マンションの場合は上下階の振動対策が必須。
壁はコンクリートなので何もしなくても多少音を止めてくれますが、床の振動だけは防ぐことができません。費用面だけを考えると意外かもしれないですが、マンションの方が安く収まる場合が多いんですよ。

インタビュアー
そうなんですね!マンションなどの集合住宅は、お隣と密接しているからもっと大変な防音工事になるものとばかり思っていました!意外です!
田中
それでも楽器によって、防振工事の内容もガラッと変わってくるので、まずはご相談いただけると、そうした少し専門的なご説明もできると思います。

防音室の究極の目的はご自身が安心して演奏できること、言い換えれば「近隣住民の方々に迷惑とならないよう配慮すること」ですから、演奏頻度や時間帯なども伺いながら、最適な防音室を一緒に考えていきましょう。

インタビュアー
ちなみに…集合住宅での防音工事でいうと、マンションではなく「木造アパート」での防音室設計のご相談が来ているとか!?
田中
そうなんです。
私がこの仕事をしているのは、音楽家の方々の身近に、もっと練習環境を提供したい!という想いからです。

なかなか練習できずに、音楽の夢を諦めてしまう人って沢山いるんです。

一方、集合住宅のオーナーさんたちの頭には、常に「空室問題」があります。そして日本の状況を考えるとその問題は今後より顕著になっていくでしょう。

防音室のあるアパートなら、音楽家にとっては魅力的で、オーナーさんにとっても空室対策になり、相応の家賃も見込めます。
そういうみんなが幸せになれる街づくりを、私は私にできることで実現していきたい!と話していたら、興味を持っていただいた物件オーナーさんからお問い合わせが入ったんです。

インタビュアー
リズムスターでは木造でもドラムが叩ける防音室をつくれますからね!これからが楽しみですね!!
田中
ご覧いただきありがとうございました。
防音室や各種防音工事、騒音対策については、まずはお気軽に音の専門家リズムスターまでお問い合わせください!

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