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防音工事屋さんに相談できること一覧!マンションだけじゃない!音のプロから信頼の厚い防音工事業者

リズムスターは防音室の設計・施工を専門とした、東京の内装工事会社です。
防音工事、騒音対策は「防音室」をつくる事が全てではありません。
日本全国からご相談をいただき、戸建て住宅やマンション、ライブハウス、ダンススタジオ、宿泊施設などでの実績。問題解決の方法をお客さまと一緒に模索しています。

近年、室内で楽器演奏や映画鑑賞、ダンスを楽しんだり、新たに音楽教室をご自宅で開いたりする方が増えています。

大きすぎる音と振動はご近所トラブルのもとであり、周囲への配慮として事前に防音工事を済ませなければなりません。

実は一般の工事と比べて防音工事の難易度は高く、防音施工専門外の工務店や施工会社による適当な防音工事で莫大な金額を払ったにも関わらず、音漏れを止められなかったという事例も多発しています。

トラブルを避けるためにも、防音工事は防音工事専門の業者に頼むことが一番安心です。

しかし、そもそもどんな内容を防音工事業者に相談できるのかご存知でない方も多いでしょう。

気兼ねなく楽しめる環境を手に入れたいと考える皆様や防音施工を考えるオーナー様に向けて、何故防音工事専門業者への相談が良いのか、どんな相談ができるのかをまとめました。

防音工事専門業者に依頼すべき理由3点

防音性能は高めようと思えば思うほど施工金額は青天井になりますが、音の発生源への理解と必要とされる防音性能が判断できればコストを抑えた防音工事も可能です。

防音工事専門業者と一般の施工業者の違いは防音に関連する知識の差であり、下記3点の理解が防音工事の質に現れます。

・騒音と防音性能の正確な測定
・精密騒音計での測定
・音漏れの原因と止め方の理解

それぞれ詳しく解説いたしましょう。

■正確な騒音測定方法ができる
防音性能は部屋の中と外の騒音計の値を単純に引き算するだけでは不十分であり、正式には国に準拠した方法を用いて判断します。

まず建築物の空気音遮断性能の測定方法であるJIS A1417:2000は防音工事に携わる業者は知っておくべき規格であり、用いるべき精密騒音計や騒音レベルの計算式まで厳格に定められています。

防音性能に関連してよく用いられる単位はDr値とNC値です。

Dr値やNC値は、曲線を使って遮音の性能がどれほどのレベルなのかを表し、視覚的にわかりやすく、よく使われる評価方法です。

以上のように騒音測定方法だけでも専門の知識が必要となります。

適切な騒音測定ができる会社に依頼できなければ、間違った判断から過少な防音施工につながる恐れが出てきます。

■精密騒音計での測定
騒音測定方法に加えて、「どんな騒音計を使って測定しているか」にも注意が必要です。

騒音測定時には、国家の品質検査をクリアし計測性能が保証された精密騒音計を使用すべきと定められています。

周波数によって音のエネルギー量は変わり、周波数ごとの厳密な値を確認しなければならないからです。

騒音計についての理解がない場合、不正確な測定で施工後も想定外の音漏れが発生してしまいます。

■音漏れの原因と止め方を理解している
音源の特性ごとに行うべき防音工事は変わるため、音の出る仕組みと音の止め方の両方の知識が必要です。

例えば、ピアノは弦を弾いて筐体を響かせて大きな音を出しています。

ピアノやドラムなどの防音対策では、壁・床・天井を透過する音を減衰させ、ピアノの脚から伝わる振動を止めることが必要です。

特にマンションであれば、壁や床が隣戸とつながっており、振動が隣戸、上下階に個体を通して伝わっていくため、防振が非常に重要となります。

これに対して、管楽器や弦楽器は直接振動を発生させない楽器なので、簡易な防振でも対策が取れるケースが多いです。

上記のように周囲の環境や音の発生源によって防音工事の内容は変わり、知識と経験が豊富な施工会社ほどご提案できる防音工事の幅も広がります。

防音工事を依頼する前に上記の知識を持ち合わせ、工事について相談できる施工会社か確認しましょう。

次の章からは防音工事業者に相談できることとして、弊社へよくお問い合わせいただくご相談を施工のポイントと合わせてご紹介いたします。

【防音工事専門の業者に相談】個人宅で音楽や配信を楽しみたい

弊社では防音の目的を丁寧にヒアリングし、お客様の課題解決を念頭に防音工事をご提案させていただいております。これまでご依頼いただいた個人宅での防音工事を中心に解説していきましょう。

楽器・歌の練習室を作りたい

防音室 費用

ピアノを子供に習わせたい、貸しスタジオへ通いづらいので自宅で気軽に演奏できる場が欲しいというご要望はこれまで一番多くお受けしております。

まず、楽器演奏は確実に大きな音が出るため、防音工事は必須です。

歌の場合は、オペラやクラシックの声楽では一般的に100dB(デシベル)を越えてきます。地下鉄の構内や電車が通るときのガード下の音に匹敵するかそれ以上です。

声楽は声を絞っての練習ができないため、防音室または貸しスタジオでなければ練習ができないということが多いと思います。

これに対し、クラシックギターなど、楽器の特性として大きい音が出にくい場合があるので、その場合演奏方法によっては防音室が必要ないことも十分あり得ます。

オーディオルーム、ホームシアターを作りたい

映像と共に効果音など臨場感ある音を楽しみたい場合も、室外への音漏れを考慮しましょう。

加えて、電話の話し声やテレビの音など室外からの音の侵入を防ぐことで、より質の高い環境をつくることができるでしょう。

また、音が綺麗に聞こえるための音響も考えて設計するとよりいいでしょう。
部屋の構造と広さ、容積に応じて、適切な吸音を施すことで、スピーカーから出た音が響きすぎず、聞きやすい状態を作り出せます。

レコーディングスタジオを作りたい

音を収録する目的のためには、室外からの雑音の侵入も室内からの音漏れも防ぐ必要があります。

楽器練習スタジオや、吸音の効いた部屋に入ると、音の響きが減少し、耳に違和感を感じた経験はないでしょうか。

音が響きやすい室内では、不必要な残響までマイクが拾ってしまい収録の邪魔になるため、室内の吸音率を高めることで反響を抑え、マイクに生音が入りやすくなるように設計します。

Youtubeなどの映像配信環境を整えたい

室内から室外に漏れないことに加え、どちらかと言うと外からの音が入りにくい環境を求める方が多いです。自宅で動画配信や撮影をしている方など。

子供の声や、生活音、外の交通騒音などの雑音まで拾ってしまうと、撮影時や編集で気になります。

指向性の高いマイクで、外の音を拾いにくくするなどである程度は対策が出来るでしょう。

それ以上にクオリティの高い環境を求める場合、スタジオを借りるまたは防音賃貸を検討することをおすすめします。

持ち家の場合で、どうしても収録時の音が気になる、または家族への音漏れを配慮したいということでしたらご相談ください。

【防音工事専門の業者に相談】ダンススタジオを作りたい

ダンススタジオに向いていない物件を選んでしまった場合、防音工事をしても防音が厳しいケースがございます。
物件の決定前に弊社にご相談いただければ、必要な防音工事、音漏れのリスクなどをアドバイスさせていただくことも可能です。

ダンススタジオを作りたい

防音室 費用 ドラム 貸スタジオ

踊るダンスのジャンルによって、設計で気をつけるべき点は異なります。

例えばヒップホップは音楽を大音量で流す上に、飛び跳ねる振り付けも多いことが特徴です。

大人が飛び跳ねて踊ると、体重分の負荷が地面にかかり衝撃音もそれだけ大きくなるため、振動に十分注意しなければなりません。ヒップホップと比べて社交ダンスやフラダンスはそれほど激しいダンスではないため、防音対策もしやすいと言えます。

ダンススタジオを作る際には、振動を抑え込みやすく、賃料も安い地下が物件としておすすめです。

また、2階以上でも、下階が居酒屋など多少音漏れや振動が気にならない場所を選ぶと良いでしょう。

意外と防音対策で見落とされる箇所が、階段室やパイプシャフト、ダクトから経由した音漏れです。

弊社では踊るダンスのジャンルや部屋の位置、音漏れしそうな場所を事前に確認してから防音工事を行います。

バレエスタジオを作りたい

リフトと呼ばれる男性が女性を持ち上げるパフォーマンスなどがあるため、ある程度天井の高さに余裕を持たせる必要があります。

また、着地した時の衝撃がヒップホップなどに比べると柔らかいため、防音の難易度が少し下がりますが、防振の対策は必要です。

さらに、弊社ではバレエ用に床を柔らかく作る工夫も凝らします。

天井高が高くとりやすいのは地下や1階の物件。

都内では空中階にバレエスタジオを構えているところも多いですが、必ず上下階に振動が渡らないように防音工事を行いましょう。

日本舞踊の舞台を作りたい

日本舞踊はゆったりとした「舞」と躍動的な「踊り」に分かれており、踏み込んだ時に音が響くように舞台も設計されています。

弊社では過去に日本舞踊の舞台を設計させていただいたことがございます。

鉄筋コンクリートの建物で4階を支度部屋とし、5階に舞台を設置する予定でした。

お客様からは、ステージ上の音は響かせたい一方で、4階以下のフロアには音も振動も伝わらないようにして欲しいと難しいリクエストをいただきました。

足を踏み込んだ時の衝撃音が直接床に伝わらないように、防振構造体を作り防振ゴムを配置して床全体を浮かせることで衝撃をやわらげるように設計。

実際に構造体の上にベニヤを引いて試してみたところ、音が下階に響かずにすみました。

音を響かせながら、特定の方向には伝わらないようにするという矛盾したご要望にも、緻密な計算と設計により実現することができました。

【防音工事専門の業者に相談】音楽教室やライブハウスを開きたい

防音の良し悪しは、物件選びの段階から始まり、ダンススタジオと同じく防音施工以前に営業に向いている・向いていない物件が存在します。

弊社では施工前の物件選びやご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

音楽教室を始めたい

趣味ではなく事業として音楽教室を開くのであれば、初期費用をできるだけ小さくすることを弊社では推奨しています。

教室の内装にこだわったり、最高級の防音性能を求めたりするお客様もいらっしゃいますが、初期費用がかかりすぎてしまうと、後々に資金ショートを招く原因となり家賃が払えなくなるなどのリスクを負う可能性があります。

そのため、弊社では事業開始初期の方は、防音に掛けるべき費用を、事業内容を詳しく伺った上で慎重に検討させていただいております。

ただし、防音工事を安く済ませたいために自己判断で防音性能を決めてしまうと、思わぬ音漏れで近所トラブルを引き起こし事業継続が難しくなってしまうリスクもあります。

過去にご相談いただいたお客様の中には「大きな音が出ないため防音室はいらない」と、弊社が勧める防音性能よりも下回る最低限の防音対策で音楽教室を開校された方がいらっしゃいました。

マンションやアパートでは、夜勤勤めで昼に自宅で休息されている方や自宅でリモートワークを行っているなど様々な住民がいらっしゃいます。

どんな音であれ、一度気になってしまうと精神的な負担となり、クレームへと発展します。

ご相談いただいたお客様も、開校半年後には教室を畳まなければならない事態となってしまいました。

初期費用を抑えた防音工事といっても、苦情のこない最低限の防音性能は必ず確保できるように弊社ではご提案しております。

ライブハウス・ライブバーを開きたい

飲食も伴うライブバーでは、物件自体の防音対策のしやすさだけでなく物件の場所にも注意が必要です。

例えば調理室のダクトやレンジフードを通じて外へ音が漏れやすくなっています。演奏室と調理室が直結している場合は、厨房からの音漏れに対し遮音計画が必須となります。

実は思わぬ騒音トラブルになりやすいのが、店外のお客様の声。

ライブハウスやライブバーの大半は夕方から夜にかけて営業され、飲酒も伴うライブ鑑賞となります。

演奏終了後に、酔った状態の観客がお店の入り口で大声を出して騒音になる上に、バーの立地が閑静な住宅街の中であれば余計に話し声は響き渡ります。

たとえ、物件内部の防音工事が完璧だったとしても、店外でのお客様の声の対策も必要となるのです。

ライブハウス、ライブバーを開きたい場合は、繁華街など周囲の騒音が日頃から大きい場所を選びましょう。

【防音工事専門の業者に相談】その他のご相談

音の課題を抱えている場所であればどんなところでも弊社にご相談可能です。

近年ではテレワークによるオフィスの防音や防音室の防音性能測定など、音楽関係以外の防音工事のお問い合わせをいただいております。

会社やオフィスの防音を強化したい

リモートワークが導入されご自宅を改装するだけでなく、会社内の防音性能を高めたいご要望も寄せられるようになりました。

特に不動産や金融機関など、社外へ個人情報や秘匿情報を持ち出しづらい企業では、リモート会議も社内から参加される方が多くいらっしゃいます。

他の社員が同じフロアで働いていると、会議中の声がオフィスフロアに響いてしまい、顧客の個人情報や契約の会話が漏れてしまいますし、反対に周囲の雑音や隣の席の会話をマイクが拾ってしまい、打ち合わせ内容が聞こえづらくなる恐れもございます。

弊社ではリモート会議向けの防音会議室や、簡易的な防音ブースの製作など、利用状況や防音目的に合わせたご提案が可能です。

工業系の実験室

冷蔵庫のモーター音の騒音測定や、車エンジンのベンチマークテスト、そして電子顕微鏡の利用など、機械動作の確認や騒音のテストを行うための防音性能の高い実験室が求められています。

室内から室外へ音が漏れないことも大切ですが、正確な騒音の値を測定するために外から音を入れないことも重要です。

弊社では目的に合わせた実験室の制作が可能ですので、お気軽にご相談ください。

防音室の防音性能測定

ドラム防音室の騒音性能

弊社で施工した物件だけでなく、他社が施工した物件の防音性能の測定も行っています。

・業者に主張された防音性能が本当に必要なのか疑問がある
・施工会社が主張する防音性能と体感にズレがあるので調査したい

上記のように、防音性能を第三者の視点から公平に調査してもらいたい理由から弊社に測定を依頼されるお客様がいらっしゃいます。

施工性能目安として高めのDr値を提示している施工会社の中には、防音専門家から見ても現実的にありえない数値を提示しているケースもございます。

例えばDr100とはジェット機のエンジン音すらも漏れない程度の防音性能になり、一般の家庭でそこまでの防音性能は必要とされない上に個人宅での計測すら不可能でしょう。

冒頭でも説明しましたとおり、弊社ではJIS規格にそった騒音測定、防音性能評価をしており、提示した数値は裁判でも証拠として正式に扱われるほど厳密な測定方法となっております。

建築図面のデータから大まかに判断することも可能ですが、物件の立地や周囲の環境によって必要とされる防音性能は変わってきます。

測定データだけでなく周囲の環境も含めた総合的判断により、お客様も施工費用と防音性能に納得のいく防音工事をご提案いたします。

また、弊社で防音工事をご成約された方には、完成後にも無料で防音性能を測定し、防音性能の保証をお約束しております。

防音工事実施前に施工会社からの工事金額の見積りや騒音測定値が正しいか相談したい場合も、無料でご相談を承っています。関東圏以外でも交通費をいただき、日本全国へ出張対応しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

防音賃貸物件を建てたい

近年人口減少による賃貸の空室率上昇が懸念されており、賃貸不動産のオーナーは資産価値をいかに高めるか頭を悩ませています。

弊社では空室率を減らす解決策として「防音賃貸物件」をご提案しております。

実は少子化が進む中、音楽大学に通う学生、卒業生の数は変化しておりません。

そして学生達は大学卒業後も社会人音楽家として音楽に携わり続ける方も多いため、卒業した人数分だけ防音室の需要が増えているとも言えます。

都内には貸しスタジオなども存在しますが、終業後に通って演奏練習をするのは大変ですし、スタジオ数も限られています。

賃貸物件に防音工事を施して演奏可能な物件にすることで、付加価値を足した上で家賃値段を下げずに済み、安定した賃貸経営を行うことができます。

音楽家や音大の学生にとっても、練習環境不足の解消につながり、生涯にわたって音楽に携われる環境が整います。

弊社の防音施工技術により、木造アパートでも鉄筋コンクリート並みの防音性能を持つ賃貸物件を建てることも可能です。

賃貸経営でご興味のある方はぜひ弊社へご相談ください。

お客様の防音目的と課題に焦点を当てているからこそ、単純に防音室を作るだけの一辺倒な解決策ではなく、状況に合わせたご提案をいたします。

騒音トラブルは近所付き合いの悪化に留まらず、最悪の場合引っ越さなければならない事態を引き起こしかねません。

お客様に安心して音楽やダンスを楽しんでいただきたいからこそ、施工後の無料騒音測定や図面に防音性能を記載し性能保証を行っております。

物件選びから適切な防音工事まで、防音に関するお悩みであればどんな内容でもお答えいたしますので、防音工事で気になることがあればぜひご相談ください。

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